最近人気の施術、ボリュームラッシュ。シングルラッシュよりも細いラッシュを使用し、束にしたラッシュを自まつげにつけていく施術方法のことです。ボリュームラッシュでよく目にするのは2Dや3Dですが、実は4D、5Dと、本数を増やしてファンにすることもでき、より密度の高いまつげを演出することができるのを知っていますか?本数の違いによるデザインの印象の違いや、施術のポイントはどんなところにあるのでしょうか。ボリュームラッシュについて詳細解説します。
ボリュームラッシュのD数の違いによる雰囲気の違いを確認していきましょう。
1本の自まつげに2本を1束にしたファンをつける2Dマツエク。シングルラッシュよりもラッシュが細いため、フワフワとしたナチュラルな目元になっています。
3本のラッシュを1束にしたファンを1本の自まつげにつける3Dマツエク。自まつげの隙間が気になる人やまつげの量が少ないというお悩みがある人に適しています。
4本のラッシュを1束にして1本の自まつげにつける4Dマツエク。まつげが少なくても、華やかでボリュームのある目元になりますね。
5D、6Dと、何本のラッシュを1束とするかで呼び方が変わります。日本ではあまりありませんが7D、8Dという驚きのボリュームのファンを装着することもあるよう。ファンの本数が増えることでより立体的でボリュームのある目元に仕上がります。
こちらは4Dから7Dをミックスしてつけたデザイン。場所によってファンの本数を変えてデザインを調整するため、アイリストの技術力が問われます。つけまつげのようなボリュームを出しつつボリュームラッシュならではのフワフワ感もあり、印象的な目元に仕上がっていますね。
自まつげ1本にエクステ1本装着するシングルラッシュは、自まつげの本数=装着可能なラッシュの本数となります。それに反してボリュームラッシュの場合、自まつげの本数×複数のラッシュを装着できるため、お客様の希望や雰囲気に合わせて思いのままのボリュームをデザインすることができるのが大きな特徴です。
ボリュームラッシュはシングルラッシュよりも細いラッシュを使用します。シングルラッシュで使うのは0.10~0.25mmです。これに対してボリュームラッシュは、メーカーによっても異なりますが、0.03mm~0.09mmととても繊細。選ぶ細さによっても雰囲気が変わります。
ファンの幅は
2Dマツエク:1~1.5mm
3Dマツエク:1.5mm~2mm
4Dマツエク:3.5mm
5Dマツエク:4~4.5mm
が基本となります。お客様のまつげの状態や隙間、目の形やデザインによって微妙に調節しながらファンを作りましょう。どの本数のファンであっても、重要なのはファンが均等に開いているかどうか。ここがアイリストの腕の見せ所でもあり、きれいな仕上がりを左右するポイントとなります。
続いて、ボリュームラッシュでラッシュの本数が増えることによるメリット・デメリットについて考えてみましょう。
まず、ラッシュの本数が増えることによるメリットを確認していきましょう。
というメリットが考えられます。
まつげに隙間がある、自まつげが細いという悩みにこそ、ボリュームラッシュがおすすめです。まつげの束の太さで隙間が埋まるため、幅のあるファンで上手くカバーすることができます。また、本数が増える=重くなるのでは?と思うお客様もいるようですが、それは間違い。メーカーによっても多少の誤差はありますが、シングルラッシュ50本分がボリュームラッシュ200本分に相当する重さと言われています。そのため、シングルラッシュからボリュームラッシュにシフトしたお客様は、その付け心地の軽さに驚かれることも。
また、自まつげとの接着面が1点のみのシングルラッシュに比べ、ファンをつけるボリュームラッシュは接着面が多いという特徴があります。そのため、シングルラッシュよりもしっかりと接着しやすい傾向にあるのも大きなメリットでしょう。
単価アップもサロン目線での大きなメリットです。技術料やラッシュの本数が増えるため、必然的に施術料金もシングルラッシュより高くなることも。ファンの本数が増えるほど料金も上がり、場合によってはシングルラッシュの倍近い料金になることもあるでしょう。ただし、施術前にきちんと料金を提示しておかないと、お客様トラブルに発展する可能性もあります。了承を得た上で施術に進むようにしておきましょう。
続いてデメリットです。
ボリュームラッシュは極細で軽いつけ心地が特徴です。しかし、4D、5Dとファンの本数を増やすということは、その分グルーの量も多くなってしまうことになります。多少とはいえ、普段重さのないまつげは重さを感じやすい部分。自まつげの状態にもよりますが、5D以上のボリュームのあるデザインになると重く感じてしまうこともあるかもしれません。
施術の難しさもデメリットです。ボリュームラッシュは極細のラッシュでファンを作りながら施術していくため、シングルラッシュよりも高い技術を要します。ファンの幅が均等になっている必要があるため、ラッシュの本数が増えると難易度も上がるでしょう。きちんと装着できないとモチが悪くなってしまうこともあり、アイリストの腕が試されます。
また、隙間を埋める効果のあるボリュームラッシュは、1つの束に幅があるため、取れた際にどうしてもまばらな印象になってしまうこともあるでしょう。隙間が気になる箇所にはシングルラッシュも併せてつけておき対策するのもいいかもしれません。
もともと彫りの深い顔立ちの多いアメリカやヨーロッパなど海外で主流になっているボリュームラッシュ。5Dマツエク以上のボリュームをしっかり出すデザインの場合、目鼻立ちがはっきりした顔立ちでないと、ボリュームに負けてまつげばかりが悪目立ちする可能性もあるでしょう。
◆まつげの隙間が気になる
◆自まつげの負担が気になる
◆自まつげの細さが気になる
◆まつげの少なさが気になる
◆まつげが弱ったと感じる
◆マツエクをつけてる感をなくしたい
こういった希望のあるお客様にはボリュームラッシュが適しています。ボリュームラッシュという名称からか、ボリュームが欲しい人のための施術と思っているお客様も少なくないよう。しかし、ボリュームラッシュは「まつげをつけている感を最小限にしたい」というナチュラルデザイン希望のお客様にもおすすめです。
ボリュームラッシュ希望のお客様に、何本で作るボリュームラッシュをおすすめするのがいいのでしょう。
ナチュラルデザインのマツエクが希望の場合、2D~3Dマツエクがいいでしょう。4D以上ではボリュームが出過ぎてしまうか、ややフサフサとしすぎる印象に。ラッシュの細さは0.06mm以下にするなど、ラッシュの細さでも仕上がりの見え方は変わるもの。隙間をしっかりと埋めてアイライン効果は確保しつつ、お客様好みのナチュラルデザインを探りましょう。
ボリュームを出したいという理由でボリュームラッシュを選択するお客様には3D~4Dマツエクがおすすめです。0.07mm以上のラッシュを使い、まつげの印象を強めるのもいいでしょう。お客様の希望に沿ったボリュームをもとに、立体感のあるまつげを提案してください。
5D以上のマツエクを選ぶのは、量や目元の力強さを重視したいという希望のあるお客様。パーティーやイベントなど、ラグジュアリーな目元を求めるなら、5Dマツエクをおすすめするのもいいかもしれません。しかし、顔立ちによってはまつげが悪目立ちするかもしれないので、似合わせるのが難しいこともあるでしょう。また、ただでさえ施術の難易度が高いボリュームラッシュ。3Dを超えると相当の練習量が必要となり、施術にかかる時間も増えるでしょう。
自まつげにバラつきがあるお客様なら、隙間部分にはファンの本数を増やすなどのMixデザインを取り入れるのがいいでしょう。本数の多い3D以上はMixデザインに使われることが多いようです。シングルラッシュとMixするのもいいでしょう。お客様の目の形や希望に合わせた本数のファンで、まつげの表情を幅広く演出することができるのではないでしょうか。
ボリュームを追求したいという希望はもちろん、ナチュラルで自まつげになじむデザインがいいという希望にも応えることができるボリュームラッシュ。ファンの本数を変えることで、仕上がりの雰囲気も大きく変わります。ファンの幅を一定にすることがキレイに仕上げるコツ。ファンの本数が増えるとその分難易度が上がりますが、他のアイリストやサロンと差をつける手段でもあります。仕上がりイメージに合わせたボリュームラッシュデザインを提案し、お客様の心を掴みましょう。
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